診察案内
「歯石取りって痛そう…」「ガリガリされるのが怖い…」 そんな不安から、歯医者に行くのを先延ばしにしていませんか?
歯石取りの痛みは、お口の状態によって大きく変わります。歯ぐきが健康であれば、ほとんど痛みを感じないことが多いんですよ。
この記事では、歯石取りがなぜ必要なのか、痛いと感じる原因、そして当院での痛みへの配慮についてお伝えしますね。
歯石とは、歯垢(プラーク)が唄液中のカルシウムと結びついて、石のようにカチカチに固まったものです。歯垢は約2日で歯石になり始めると言われていて、一度歯石になると歯ブラシでは絶対に取れません。
歯石の表面はザラザラしているので、細菌がどんどんくっつきます。この細菌が毒素を出して歯ぐきに炎症を引き起こし、放置すると歯を支える骨まで溶かしてしまいます。これが歯周病です。
つまり、歯石がある=細菌のすみかがある状態。歯石を取り除くことは、歯周病を防ぐために欠かせない処置なんです。
歯と歯ぐきの間には、小さな「溝」があります。これが歯周ポケットです。
健康な状態だと深さは1~2mm程度。でも歯石がたまって炎症が起きると、この溝がじわじわ深くなっていきます。4mm以上になると歯周病が進行しているサインです。
ポケットが深くなると、その奥に歯石が入り込んで、普通の歯磨きでは全く届かなくなります。だからこそ定期的な歯石取りが大事なんです。
歯石が長期間ついたままだと、歯ぐきが腫れて敏感な状態になっています。この状態で器具が触れると刺激を感じやすくなります。
歯周病が進行してポケットが深くなると、歯ぐきの奥に入り込んだ歯石(縁下歯石)を除去する必要があり、痛みを感じることがあります。
歯ぐきが下がってエナメル質のない歯の根元が出ていると、しみるような感覚が出ることがあります。
歯石がたくさん付いていると除去に時間がかかり、歯ぐきへの負担も大きくなります。定期的にケアしていれば歯石の量が少なく、痛みも軽くて済みますよ。
学芸大学リアン歯科では、痛みが苦手な方にも安心していただけるよう、以下の工夫をしています。
✅ 処置前に歯ぐきの状態を丁寧に確認し、力加減を調整 ✅ 超音波の振動が苦手な方には、手用器具(ハンドスケーラー)で丁寧に除去 ✅ 痛みが強い場合は麻酔の使用も可能 ✅ 歯石の量が多い場合は無理せず複数回に分けて対応 ✅ 処置中もお声がけしながら進めるので安心
歯周ポケットが深く、その奥に歯石が入り込んでいる場合は、通常の歯石取りだけでは十分でないことがあります。
その場合は、深いポケット内の歯石を除去する専門的な治療(SRP等)が必要になります。この治療については別の記事で詳しくご紹介しますので、そちらもぜひチェックしてくださいね。
① お口の状態の確認 歯ぐきの状態や歯石の付き具合をチェック。必要に応じてレントゲン検査も行います。
② 歯石の除去(スケーリング) 超音波スケーラーや手用器具で歯石を除去します。歯ぐきが健康であれば痛みはほとんどありません。
③ 歯面の清掃・研磨 歯の表面をツルツルに磨いて、新しい汚れがつきにくくします。
④ ブラッシング指導 歯石がつきやすい部分や磨き残しをお伝えし、自宅ケアのアドバイスをします。
処置時間は30分~1時間程度が目安です。歯石が多い場合は数回に分けることもあります。
歯石取りの際に少し出血することがありますが、これは異常ではありません。歯石が付いていた部分の歯ぐきは炎症を起こしていることが多く、出血しやすい状態です。歯石を除去して炎症が収まれば、自然と落ち着きますので安心してくださいね。
一般的には3か月に1回の定期クリーニングがおすすめです。定期的に歯石を取っていれば毎回の痛みも少なくて済みますし、歯周病予防にもつながります。
特に歯周病のリスクが高い方やタバコを吸う方は、2~3か月に一度の受診をおすすめしています。
歯石取りは、歯周病からお口を守るために欠かせない処置です。定期的にケアしていれば痛みはほとんどなく、安心して受けられます。
「最近歯石取りをしていない」「痛いのが不安で行けていない」という方は、まずはお気軽にご相談ください。学芸大学リアン歯科が、あなたのお口の健康をしっかりサポートします。
Q. 歯石取りは保険適用ですか? はい、歯周病の検査とセットで健康保険が適用されます。3割負担で2,000~4,000円程度が目安です。
Q. 歯石取りの後にしみるのはなぜ? 歯石に覆われていた歯の根元が露出することで、一時的に冷たいものがしみることがあります。通常は数日~1週間で落ち着きます。
Q. 自分で歯石を取ることはできますか? 歯石は非常に硬いため、市販の器具で自分で取ろうとすると歯ぐきや歯を傷つけるリスクがあります。歯科医院での除去をおすすめします。